今も分からない

もう何年も前のことになりますがいまだに誤解が解けていません。

ご両親も含めてお世話になっていたお客様ですが、結婚を機に所有していた空冷エンジンの車を手放すことになりました。私も車好きですから「結婚して落ち着いたらまた購入すればいいじゃないですか」結婚するために手放したんだからまた購入して「ざまーみろ、また手に入れたぞ)と言ってやればいいじゃないですか。と言ってあげたつもりなんですが、しばらくすると電話が入って(車を手放すことにざまーみろは酷いじゃないですか)と抗議の模様。  もちろん誤解を解こうとお話はさせて頂きました。

  私が車好きどうのこうのを除いても趣味の愛車を手放すお客様にお店の者が(ざまーみろ)は絶対に言うわけが有りません。万が一商売を離れて考えてみても、当店のホームページにお客様の愛車を掲載していることでご理解いただけると思いますが、どんなに素晴らしい車に乗っていらっしても嫉妬することは有りません。          若いお客様が高級車で見えるとよく買ったねー!頑張ってるねーと手放しで喜びます。そして許可を得てHPに掲載させてもらっています。そんな私が趣味の車を手放したお客様に(ざまーみろ)なんて言うはずは有りません。 私の憧れの車もお客様が手放した車と同じメーカーなのですから。

しかしそれ以降彼は二度と顔を見せてくれていません。言葉の中に(ざまーみろ)という汚い言葉を使ってしまった私の痛恨のミスと今も感じています。でも信じてほしいのです。お客様にそんな事を絶対に言いません。      私も何を隠そう下位の車種に10年も乗り続けています。そしてこれから何年かは乗り続けます。誰かから伝え聞いて誤解が解けてくれれば最高ですが叶いそうもありません。自業自得と事あるごとに頭をよぎる事項です。

どうしてそんな風に受け止められてしまったのかいまだに理解できません。お客様の頭に(ざまーみろ)という言葉だけが残ってしまったようです。誤解されるような言葉があったことを心からお詫びいたします。

お互いの心にショックだけが残った私の中では事件でした。         

2019年02月10日