脊柱管狭窄症手術その2

入院日が決まり当日がやってきました。駐車場は工事中のため入院中置くことは出来ないとのことで新幹線で病院へ入院は午前中で早速手術をしてくださる先生自らのMRI撮影、麻酔科の先生とのお話とかで過ごし手術当日に

手術着に着替えて手術室までは歩いて向かいました。手術台の横に置かれたストレッチャーらしきものの上で麻酔がかけられました。覚えているのは此処まで。麻酔から覚めると病室でした。                 3.5から4時間ぐらいの手術と聞きました。先生が妻に手術の成功を告げに見えたりお話があったらしいのですが虚ろで何も覚えてはおりません。妻も急遽一泊して状態の急変に?備えてくれました。翌朝から早速のリハビリです。    

手術後の記念撮影(笑)所謂エコノミー症候群にならないように脚にポンプが取り付けられていました。顔には酸素マスクが、写真は有りましたが不快に思われるのを避けるため外しました。一番驚いたことは麻酔が覚めると痛いよーと手術経験者の妻が脅しました。痛み止めを飲まないと我慢できないよ!散々脅されました。ところが痛くないんです。低侵襲手術と聞いてはいましたが意味不明。漠然と4カ所ぐらい穴をあけて手術したから痛くないんだろうなって勝手に思っていました。

これが邪魔をしていた黄色靱帯。肥大化することによって神経を圧迫して痛みを発生させるメカニズムだそうです。フィルムの入れ物ぐらいの大きさにびっしりと。         若い先生が見えて一言「がっつり取りましたねー」二カ所だから沢山とれたんでしょうね

 

尿道に入れられていたチューブも外れ点滴も外れいよいよリハビリが大きく前進しますという時に僕にとっては重大事件が勃発!尿意が感じられなくなってしまったんです。     最初に起き上がろうとしたときになんと失禁してしまったんです。若い看護師さんに処理して頂いたのですがその絶望感はいまだに鮮明に残っています。それからというもの尿意はないままに時間を見てはトイレに行ってました。当然夜は熟睡できませんし、おむつを外すことも儘なりませんでした。時間で行っていたので失禁はしませんでしたが尿意が戻るには一週間ほどかかりました。

 

リハビリはリハビリ室のみで行うのではなく自主トレも大切です。最初は病室のフロアーを歩行訓練、歩けるようになると外の工事中で使われていない駐車場を、院外はまずいとのことで受け付けフロアーを朝の5時ごろからトレーニング会場に替えて自主トレを続けました。術後は赤ちゃんのような歩みから始まり駐車場を歩くころはたった一周でいっぱい一杯の自分に涙したことも。入院は3週間ほどで無事退院となりました。

現在はリハビリのため5:30ごろから40分位の歩行訓練中です。寒くなってきて風邪気味になった時かかりつけの先生に寒い時はそんなに早い時間は無理!と言われたのでここ一週間は早朝トレーニングは中止状態です。

入院中の不満?といえば食事。退院後他の病院で食事がひどくてと嘆いていた方に見せたら「これよりずっと種類も多かった」と  入院前沢山の種類を食べていた僕にはきつかった。 こんな少ないご飯なもので箸で豆粒位ずつ食べたり食事に対して、そのうちおかず不足から残してしまうようになったり。同じ階にレストランがあるのだが一度だけ我慢できずに行ってしまったが後はこの機会に痩せようと病院食で過ごしました。結果2キロの減量成功。げんざい? 復活です(笑)   

初めての入院なので他の病院とは比較できませんがどうせ暇だろうと沢山本を持ち込んだのだが一度も開くことは無かった。実はアイパッドが借りられYouTubeや雑誌、漫画が見られテレビすら見ることもなく過ごすことが出来た。タオル、パジャマもレンタルが出来て快適そのものだった。

手術の結果   痛みは全くなく快調だが筋肉の衰えが激しく足が左右太さが違う現状のため退院後三カ月が過ぎたがまだ自然の歩き方にはなっていない。踵を上げる事も三カ月で出来る様になったので来春ごろには満足な歩行ができるものと信じてトレーニングに励んでみます。       少しは参考になりましたでしょうか? おしまい

2018年12月08日